Farmer's Market @ GYRE 6/13,6/14 東京近郊農園特集レポート vol.2
そしてレギュラー出店者に加え、前回の福井に続き今回は、東京都内近郊の生産者さんや、彼らを応援している出店者さんがところ狭しと新鮮で美味しい食材を揃えてくれました!

入間で有機野菜産直農家を営む小島さんのfamfarm。埼玉、意外と熱いんです!
埼玉は入間・所沢エリアは江戸の昔から近郊農業が盛んで、現在でも雑木林から作った堆肥を農地につかう循環型の農業が続いています。まだ30手前の小島さん。こういう方が地元に根ざした農家をやっているって心強いですね。「あなたのための有機野菜セット」など産地直送の宅配も行なっているそうです。

日曜日に出店の「穀物菜食の小昼食」。なんとも珍しい大根のマフィンなどなど

長野県小諸市という厳しい環境で自然農法を営む工藤さんのKeiオープンファームから

都会の小さなオアシスL'oasinaから。香り豊かなオリーブオイルなど!
Keiオープンファームからのお野菜も扱っているとか。

いつも朝採れの有機野菜を持って来てくれるわーふぁ道本さん。

成城で300年続く農家 宍戸園 今はハチミツやベリーを栽培
中でも、世田谷で300年代々農家を受け継いできた宍戸さんの経営する宍戸園は時代時代にあわせて、様々な農作物やそれを使った加工品をあくまで地元にこだわって提供し続けています。
以前は養豚なども行なっていたそうですが、現在扱っている作物の中心はブルーベリー、バラ、そしてそれらの花から蜜を集めた百花蜜(様々な花から集めたハチミツ)。すべて完全無農薬で生産されているとのことで、その日おいてあったハチミツもジャムも自然味のあふれる風味をたたえていました。
元々はメカニックエンジニアだった現農園主の宍戸さん。やはり「継ぐ」までにはいろいろと葛藤があったそうですが、現在は積極的に農地の改善や効率化による生産性の向上などを考えており、お二人の息子さん達も農園を継ぐことに積極的とのこと。
そして、以前はネット販売なども行なっていた宍戸農園ですが、生産量に比べ、全国への出荷配送が多くなってしまい地元向けの在庫も確保が難しい状況だったそうです。ある時、地元のファンの方に我慢を強いていることに気がつき、ネット販売をやめ、地元のファンにちゃんと伝えられるように方向転換しました。それからは地元に根ざした、地元に愛される農園を目指していらっしゃるとか。
そんな宍戸さんがおっしゃってた中でも印象的だったのが、「スープの冷めない距離で運べる事が大事」という一言。つまり、農地から食卓までの距離が短いという事が、実は今もっと意識されるべき課題という事です。国内で最も大きい消費地である東京近郊の農家がもっとがんばらないと、本当の意味での食の安全や安定は図れないという事を宍戸さんは強調されていました。
食の安心や安全が叫ばれる中、消費者である僕たちも身近にいる生産者やそれにたずさわる人々の声をもっと聞かないといけないなと改めて考えされられると共に、こうやって「農」にたずさわる人たちの生の声を聞くことができるのもFarmer's Marketならではだと実感しました。
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